FXとは
FXは「Foreign Exchange」の略であり、訳すと「外国為替証拠金取引」といいます。そもそも「為替」とは本来は「何かを交換すること」という意味です。遠方に住む人同士が、商品を売買するのに「現金」を持ち歩いて取引をしていると、盗難や紛失などのリスクがつきまといます。為替という制度は、現金を持ち歩かなくていい方法として考案されました。外国為替とは「外国のお金と、日本の通貨=円を交換する」ことを差します。
また「証拠金取引」とは、FX専用口座に預け入れた「証拠金」を元手に取引をする、という意味です。預け入れた証拠金に倍率(レバレッジ)をかけることで、証拠金の数倍~数百倍もの金額の取引ができるようになります。たとえば「証拠金10,000 円×レバレッジ100 倍=1,000,000 円」となり、1 万円の証拠金で100 万円分の取引を行うことができるのです。
ただし、高すぎるレバレッジはリスクが高く、ベテラン投資家でも高すぎるレバレッジはかけないという人もいます。なぜならば、利益が出た場合に大きい金額が得られるということは、損失が出た場合にも、あっという間に大きな金額になるということだからです。初心者は2,3倍まで、ベテランになっても5倍までのレバレッジに抑えるという心がけが大事です。