レバレッジ規制とは
2011年、FXに関してレバレッジ規制が行われました。金融庁がFX会社が提供することのできるレバレッジを、従来の50倍から、25倍になりました。これには「投資家保護」「会社のリスク管理の強化」「過当投機をの動きを抑える」などの意味があります。金融庁は「高いレバレッジ取引に関する問題点」として、これらの問題点を挙げ、改善しなければならないと考えているのです。
これらは、基本的には「FX投資家を守るため」のもので「締め付け」ではありません。「ハイレバレッジをかけられないなら、FXの魅力がなくなってしまう」と言う人もいますが、FXが日本に導入された当時には、レバレッジは高くても5倍程度しかかけられませんでした。100倍や400倍などのレバレッジが使えるようになってから、FXの世界に参入してきた人には、物足りないと感じられるのかもしれません。しかし、FXの黎明期から、勝ち残っているベテラン投資家たちは「大した悪影響はない」と考えている人も多いです。
FX初心者で、2から3倍のレバレッジをかけて、安全圏内で取引している人には、「急激に利益が減ってしまう」ということはありません。